
Falco Feedsは、オープンソースに焦点を当てた企業に、新しい脅威が発見されると継続的に更新される専門家が作成したルールにアクセスできるようにすることで、Falcoの力を拡大します。

本文の内容は、2026年7月30日に Blair Howardが投稿したブログ (https://www.sysdig.com/blog/introducing-the-sysql-skill-ask-your-security-graph-anything) を元に日本語に翻訳・再構成した内容となっております。
平易な言葉で。ライブデータで。1 回の対話で修正判断まで。
ダッシュボードが答えられるのは、誰かが画面を作ろうと決めた質問だけです。それ以外のすべての質問 — 新しい CVE によって急を要するようになった質問や、どのベンダーも想定していなかった質問 — は、誰かがレポートを書くか、チケットを起票するまで待たされます。深刻な CVE の公開を経験された方なら、この流れはご存知でしょう。経営層は数時間以内に影響範囲の答えを求めますが、正直な答えは「まだデータを集めているところです」というものです。脆弱性は公開から 10 時間以内に武器化されるようになっており、手作業による影響範囲の評価はそれより長い時間がかかることも少なくありません。チームはスキャナーのエクスポート結果と実際のデプロイ状況を突き合わせる作業に何日も費やし、問題を修正することではなく、答えを見つけることに時間を使ってしまいます。
これがダッシュボード主導型セキュリティの限界です。SysQL Skill はその限界を取り払います。
デモ動画:エクスプロイトの発見から修正判断までの 3 つの質問を、1 つの Claude Code セッションで。
SysQL Skill は、Sysdig のセキュリティグラフを Claude Code に取り込みます。これにより、どのような質問でも平易な言葉で投げかけるだけで、検証済みのクエリ、実際のブラストラディウス(影響範囲)のデータ、そして優先順位付けされた修正判断が返ってきます。新しいクエリ言語を学ぶ必要はありません。コンソールを操作する必要もありません。この Skill は、チームが考えるときに使っている言語がどれであっても機能します。これは、Sysdig のヘッドレスクラウドセキュリティプラットフォームにおける最新のエージェントスキルの 1 つです。
平易な言葉から修正判断まで:実際の流れ
デモは 1 つの質問から始まります。「既知のエクスプロイトが存在する脆弱性を見つけてください。」
Skill はクエリ — MATCH Vulnerability WHERE v.hasExploit = true … ORDER BY cvssScore DESC — を自ら記述し、お客様の環境に対してライブで実行して、深刻度順に並べた結果を返します。最上位に来るのは、CVSS 9.9 の Docker エスケープである CVE-2024-41110 です。
これはダッシュボードのウィジェットではありません。実際に問いかけた質問に、稼働中の環境そのものが答えているのです。
より重要な場面は、その次に訪れます。自然な追加質問です。「CVE-2024-41110 の影響を受けるワークロードはいくつありますか?」
答えは KubeWorkloads がゼロ件、そして Skill はその理由まで説明します。この欠陥が存在するのは Go の依存関係の中であり、直接紐付いたワークロードではないからです。そこで Skill はグラフの関係性を推論し、自ら再クエリを実行して、quay.io 上の 3 つの sysdig/vuln-host-scanner イメージの中に該当の CVE を発見します。これがランタイムインサイトの働きです。脆弱性はイメージに、そしてイメージはワークロードに紐付けられています。その結果として得られるのは、平坦なスキャン結果ではなく、実際のブラストラディウスです。
もう 1 つ質問します。「この CVE は修正すべきでしょうか?利用可能な修正があるか調べてください。」
答えは「はい」であり、影響を受けるすべてのイメージについて、修正が入った正確なバージョンまで示されます。
3 つの質問、事前に作り込んだレポートは不要、そして優先順位付けされた修正判断。そのすべてが 1 回の対話で完結します。
想定していなかった質問
あらゆるクラウドネイティブな脆弱性管理プラットフォームは、やがて同じ壁に突き当たります。ベンダーが表示すると決めたものしか見られない、という壁です。SysQL は基盤となるセキュリティグラフを直接公開するため、脆弱性、イメージ、ワークロード、実行中のコンテナ、そして悪用可能性のシグナルがすべて相互に接続され、クエリ可能になります。調査において最も重要な質問とは、たいてい事前に想定していなかった質問です。これからは、その質問を投げかけられます。
しかもそれは、統制を維持したまま実現します。クエリはセキュリティグラフへの読み取りアクセス権を持つ Sysdig Secure MCP server を経由して実行されるため、すべての質問は、Sysdig 環境への他のあらゆるアクセスと同様に、統制され、監査可能な状態に保たれます。
これは、Sysdig が「ヘッドレスクラウドセキュリティ」と呼ぶ考え方の一部です。セキュリティは、チームがわざわざ足を運ぶ目的地であることをやめ、チームがすでに働いている場所で動き始めます。本シリーズの過去の記事では、Runtime Investigation Skill、カスタムクラウドセキュリティコントロール、そしてクラウドのスピードでのオンボーディングを取り上げました。SysQL は、同じ原則をセキュリティグラフ全体へと広げます。これが、使うためにどこかへ移動する必要がなくなったときの CNAPP の姿です。
より大きな変化
セキュリティ調査には、常に隠れた制約がありました。ベンダーが画面を用意した範囲のことしか問いかけられない、という制約です。
SysQL はその制約を取り払います。データがこちらへ来て、実際に抱えている質問に答え、対話は修正策で終わります。修正策を探すためのチケットで終わることはありません。
何でも問いかけられるセキュリティがどのようなものか、ご覧になりませんか?デモを依頼して、Sysdig Headless Cloud Security の SysQL Skill が、平易な言葉による質問を 1 回の対話で修正判断へと導く様子を、ぜひご確認ください。